SwitchBot ハブミニ導入|ハブ2だけでは届かない寝室のエアコンを自動化した方法【2部屋対応】
ハブ2を導入してリビングのエアコン自動化に成功しました。
「次は寝室も自動化しよう」と思って設定を進めたところ、予想外の問題が起きました。
寝室のエアコンを操作しようとしたのに、リビングのエアコンが動いてしまうという現象です。
この記事では、その原因と解決策、そしてハブミニを実際に使ってわかったことを正直にまとめます。
前回のおさらいと今回の課題
前回の記事(ハブ2導入記)では、リビングのエアコンをハブ2で自動化しました。温湿度センサーと連携して「28度を超えたらエアコンON」の設定もできています。
次のステップは寝室です。1歳半の娘と妻が寝る部屋なので、夜中の温度管理は特に重要でした。
「ハブ2に寝室用のリモコンも登録すればいいのでは?」と思ったのですが、ここで問題が起きました。

問題:なぜリビングのエアコンが反応するのか
ハブ2に寝室用エアコンのリモコンを登録して、アプリから操作してみました。
すると、リビングのエアコンが動いてしまいました。
原因は2つ考えられます。
原因①:ハブ2がリビングにある
SwitchBotのハブは、登録されたリモコン情報をもとに赤外線(IR)信号を発射して家電を操作します。ハブ2はリビングに設置しているため、そこから発射される赤外線はリビング方向に飛びます。
【信号の流れ】
アプリ → ハブ2(リビング)→ 赤外線発射 → リビングのエアコンに届く
寝室のエアコンには届かない
原因②:同じメーカーのエアコンは信号が同じ場合がある
リビングと寝室のエアコンが同じメーカーの場合、リモコン信号が共通のことがあります。リビングのハブ2から発射された信号が、たまたまリビングのエアコンに届いてしまうわけです。
つまり「ハブがどこにあるか」が問題の本質でした。
解決策:寝室にハブミニを設置する
解決策はシンプルです。寝室にハブを追加することで、寝室のエアコンに直接赤外線を届けられます。
【解決後の信号の流れ】
アプリ → ハブミニ(寝室)→ 赤外線発射 → 寝室のエアコンに届く ✅
アプリ → ハブ2(リビング)→ 赤外線発射 → リビングのエアコンに届く ✅
ここで選んだのがSwitchBot ハブミニです。ハブ2との違いは後述しますが、寝室への追加用途ではハブミニで十分と判断しました。
製品を公式サイトでみる:SwitchBot ハブミニ(Matter対応)リモコンの登録方法
ハブミニへのリモコン登録は2通りあります。
①ゼロから登録する
SwitchBotアプリからハブミニを選択して、新しくリモコンを追加します。エアコンのメーカーを選ぶかリモコンを自動検索するかを選択して、動作確認をすれば完了です。
②ハブ2に登録済みのリモコンをコピーする
すでにハブ2に登録したリモコンをそのまま使いたい場合は、コピー機能が使えます。

設定完了後、アプリから寝室のエアコンを操作してみると、今度は寝室のエアコンだけが動きました。
設置場所はどこでもいい:ハブミニの強み
ハブミニを設置していて気づいたのが「どこにでも置ける」という点です。
ハブ2はディスプレイがついているので、温湿度が確認できる見やすい位置に置きたくなります。結果的に棚の上や目立つ場所になりがちです。
一方、ハブミニはディスプレイがありません。赤外線信号さえ届けば、目立たない場所に置けます。テレビ台の裏側や棚の奥でも問題ありません。寝室に設置するなら、インテリアの邪魔になりにくいのは大きなメリットです。
使ってみてわかったこと:正直レポート
タイムラグがある
温湿度管理パネル→ハブミニ→エアコン、という経路で操作すると、エアコンが動くまでに2〜10秒のタイムラグがあります。
短いときは2秒ほどですが、長いときは10秒弱かかることもありました。
また、連続操作(例えば温度設定を20℃→24℃に変えようとすると途中の22℃までしか反映されない、といったこと)が起きることがあります。
ゆっくり操作すれば問題ないのですが、アプリで直接操作するよりはもたつく印象です。「物理的な操作感があった方が安心」という方には少し気になるかもしれません。
ハブミニにも温湿度センサーがある
これは購入前に気づいていなかった点です(笑)。
ハブミニ本体のケーブル部分に温湿度センサーが内蔵されています。
つまり、ハブミニ単体でも「寝室の温度が28度を超えたらエアコンON」というオートメーションが設定できます。温湿度センサーを別途購入しなくても、ある程度の自動化が可能です。
ハブミニの本領:オートメーション設定
ハブミニの最大の使い道は手動操作ではなく、オートメーション(自動化)です。
ハブ2と同じくシーン設定が可能で、たとえばこんな自動化ができます。
- 寝室が28度を超えたらエアコンON
- 寝室が18度を下回ったら暖房ON
- 就寝時間になったらエアコンを設定温度に変更
設定方法はハブ2と同じ手順です。SwitchBotアプリから「シーン」→「自動化」→条件と動作を設定するだけなので、ハブ2を使ったことがある方ならすぐにできます。

温湿度管理パネルとの組み合わせ
ハブミニと合わせて使っているのがSwitchBot 温湿度管理パネルです。
公式サイトで製品をみる:SwitchBot 温湿度管理パネルパネルの役割を一言で言うと「アプリを開かずに状態確認と手動操作ができる表示デバイス」です。現在の温度・湿度が画面に表示されていて、エアコンだけでなく照明やボットも操作できます。
子どもがすぐ横で寝てて、アレクサを声で操作できない、という場合も便利ですね。
パネルの設置について注意点があります。
パネルの取り付けベースは両面テープ仕様です。壁紙に直接貼り付ける場合は、剥がすときに壁紙が傷む可能性があります。
設置場所の選択肢としては以下が考えられます。
- カバープレートへの交換:もともとある物理スイッチのプレートをカバープレートに交換して、そこに貼り付ける方法。物理スイッチの誤操作防止も兼ねられる(賃貸の場合は管理会社への確認が必要)
- ミニボードやウォールラック:壁に直接貼らずに済むため、賃貸でも安心
- 棚の上に置く:両面テープを使わず置き型にする
私自身はカバープレートへの交換を検討中です。実施したら別記事でまとめます。
ハブ2とハブミニ、どちらを選ぶ?
今回の経験をふまえた簡単な比較です。
| ハブ2 | ハブミニ | |
|---|---|---|
| ディスプレイ | あり(温湿度表示) | なし |
| 設置場所 | 見えやすい場所が前提 | どこでも置ける |
| 温湿度センサー | あり(ケーブル部) | あり(ケーブル部) |
| 用途 | メインハブ | サブハブ・別部屋への拡張 |
| 価格 | 高め | 安め |
詳しい比較は次の記事でまとめます。
まとめ
今回の問題と解決策を整理します。
問題:ハブ2(リビング)に寝室用リモコンを登録しても、リビングのエアコンが反応してしまう
原因:ハブの設置場所と赤外線の飛ぶ方向の問題。同メーカーの場合はさらに信号が混線しやすい
解決:寝室にハブミニを設置することで、各部屋のエアコンを独立して制御できるようになった
ハブミニが向いている人はこんな方です。
- すでにハブ2を持っていて別の部屋にも自動化を広げたい
- 目立たない場所にハブを設置したい
- 温湿度管理パネルやボットと組み合わせて使いたい
賃貸でスマートホーム化を進めている方の参考になれば幸いです。
公式サイトで製品をみる:SwitchBot ハブ2関連記事
